ABOUT

アートパフィンは全てのキャリアステージのアーティスト、写真・映像作家、キュレーターに寄り添うアート公募のデータベースです。特に海外の公募情報を充実させ、海外を拠点に活動するアーティストチームが運営しています。

月に600−1000件ほどの国内外のアート公募に目を通し、「日本から応募できるか」「信頼できるか」「アーティストのためを考えられているか」を精査しキュレーションしてお届けしています。そのため、賞金・制作費・滞在費支給の公募や世界のトップランナーが審査員の公募を多数掲載しています。デモページから、過去にどのような公募が掲載されていたかをチェックしてみて下さい。

皆さんが本当に時間を割かないといけないのは公募探しではなく、制作と応募準備です。

私たちのミッションは「アーティスト・キュレーターの皆さんが最短ルートでフィットする公募を見つけ、応募に集中できる環境づくりのお手伝いをする」ことです。

私たちがアーティストキャリアをスタートした当時、アート公募を探すのは本当に大変でした。日本語での情報は限られる反面、海外の公募情報は膨大で、その中から信頼できて自分にフィットする公募を見つけるには多くの時間と労力が必要です。気合を入れて探し始めて1、2時間。特に成果がないなんて事はよくあります。実際、探してはみたけど見つからない、どこをどう探せばいいかわからない、など経験した方も多いのではないでしょうか。こうした経験から、アートパフィンを立ち上げました。 ちょっとした空き時間に手軽に母国語で公募の機会をチェックできたらどんなに助かるか、と。

パフィンは渡り鳥で知られるツノメドリの英名にちなんでいます。彼らは生まれてから2年は海の上で過ごし、その後は冬になると拠点の土地から飛び立ち、世界の数カ所を回って暖かかくなるとまた帰って来ます。そんなパフィンと作品制作や色んな苦難を経て各所へ羽ばたきまたアトリエへ戻るアーティスト像を重ね「アートパフィン」と名付けました。

▶︎公募タイプと使い方

アートパフィンでは全てこれから締切が来るチャンスのみを掲載し更新していきます。公募タイプによって掲載数の比重は異なります。

公募タイプは以下の5つです。 

【コンペ 】 
アワード・賞金・出版物、展示やレジデンシー機会のパッケージ賞与など。

【ファンド・フェロー】 
公的機関や財団の助成金プログラム、美術館やアート機関のフェローシップなど。

【レジデンシー】
 アーティストインレジデンス(AiR)、キュレーターインレジデンス(CiR)、ライターインレジデンス(WiR)など。

【エキシビション】
 個展、グループ展への参加。キュラトリアルプロジェクトなど。

【パブリックアート】
 パブリックアート、パビリオンなど。 

詳細ページに飛ぶ前にターゲットをできるだけ絞れるよう、リスティングの段階で【 締切・賞与・場所・募集作品分野 】を明瞭に表示しています。掲載順は常に締切が近い順です。随時新たな公募が入ってきますので、逐一チェックしてください。また、フィルターを利用することで、自分の条件に合った公募を簡単に絞り込むことができます。

各公募ページには公募の簡単な説明・条件・申請料・開催時期・必要書類・募集元の公式ウェブサイトのリンクがあり、応募ページに直通しています。リンク先でより詳細な情報を得て、いよいよ応募になります。空き時間やコーヒータイムにサクッと世界へのチャンスを広げてください。

▶︎コンペ採択に近づく Journal を配信

多くの公募で提出が求められるCVやポートフォリオ、モチベーションレターなどの英語での準備を手助けするコンテンツを配信しています(一部有料)。具体的には、ポイントをまとめたガイド、テンプレートやサンプル、応募に使える便利な英語集などを通じて、効果的な書類作成をサポートします。

また、ポッドキャスト - nest talk - は公募採択経験の豊富なアーティストや、公募の主催者をゲストに招き、双方の視点から公募を深掘りするコンテンツです。「こうやったら採択されやすくなる」「こういうアーティストや応募書類に目を惹かれる」逆に「こういう書類だと難しい」など、実際に採択に近づくためのお話を伺っていきます。

ポッドキャストはSpotify, ApplePodcast, YouTubeでメンバー以外の方にも聞いていただけます。メンバーの方は各エピソードを写真も交えた記事として読んでいただけたり、記事ページから直接聞くこともできます。また、時折あるメンバー限定エピソードには、メンバーから寄せられた公募に関する質問や相談への回答やアドバイスなどが含まれます。

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