Giga‑Hertz Production Awards


Giga-Hertz賞は、ZKM | KarlsruheとSWR Experimentalstudioによって2007年より授与されている電子音楽およびサウンドアートのための賞である。授賞式は、2025年11月20日から22日にかけて開催されるGiga-Hertz Festivalの期間中に行われる。

本年度は、電子音楽および電子音響音楽の分野で活動する作曲家、サウンドアーティスト、アーティスト・リサーチャーを対象に、それぞれ5,000ユーロの賞金が付与される2つのプロダクション賞が授与される。また、ジャンルを横断する作品を対象に、電子音楽、実験的美学、ポピュラーミュージックの潮流の交差点に位置する活動を評価する「PopExperimentalプロダクション賞」も新たに創設され、今年初めてプロダクション賞として提供される。

プロダクション賞への応募にあたっては、個人またはコレクティブで、過去5年以内に制作された1つの作品、あるいは3年以内に発表されたEP、アルバム、または作品の提出が求められる。また、最大20分の未発表作品の企画提案も提出する必要がある。授賞式では、受賞作品の抜粋が作曲者自身によって上演される。

主催者は、「Fellow Futures」というテーマに沿い、リスニングの政治性に批判的に取り組み、直線的で排他的なナラティブに異議を唱える声を強調する作品提案を推奨している。

受賞プロジェクトは、ZKM | Hertzlab(ドイツ・カールスルーエ)またはSWR Experimentalstudio(ドイツ・フライブルク・イム・ブライスガウ)にて制作され、2026年にZKM | KUBUSにて初演される。制作レジデンシーは、SWR Experimentalstudioにて3週間、ZKM | Hertzlabにて4週間行われる。5,000ユーロのプロダクション賞は、渡航費、滞在費、アーティストフィー、材料費、パフォーマンス費用を全て含む補償として支給される。

【〆切】7 / 15 / 2025

【賞与】€5000 (渡航費、滞在費、アーティスト料、材料費、パフォーマンス費用を全て含む補償)

【場所】カールスルーエ・ドイツ

【テーマ】Fellow Futures

【URL】https://zkm.de/en/open-call-giga-hertz-award-2025


応募条件
20分以内の制作途中の作品
開始から5年経っていないこと

申請料
なし

実施期間
2025年11月20日〜22日

必要書類
応募フォーム、ショートバイオ、作品、ポートフォリオ、プロジェクト概要(機材設備詳細含む)


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