Werner Fenz Grant for Art in Public Space 2026
美術史家・キュレーターであるWerner Fenz(1944–2016)の功績を称え、グラーツ市文化局は2020年に隔年で授与される公共空間におけるアートのための助成金を創設した。2023年からは、現代アートの祭典であるsteirischer herbstフェスティバルとグラーツ市が共同でこの助成金を授与している。本助成金は、グラーツの文化的・政治的文脈を扱う国内外のプロジェクトを対象としている。
Werner Fenzフェローシップの目的は、公共空間の発展および社会変革に決定的な刺激を与える芸術形態を推進することにある。すなわち、「社会的責任を主張する」アート(Werner Fenzの言葉)であり、市民との対話を志向するアートである。
本公募は国際的なものである。選出されたプロジェクトは2026年春に一般公開され、同年のsteirischer herbstフェスティバルの一環として実現される。
公共空間におけるアートのためのWerner Fenz奨学金は総額17,000ユーロが授与される。そのうち12,000ユーロは作品の実現のために、5,000ユーロはアーティストフィーとして支給される。制作はsteirischer herbstフェスティバルの主導のもと行われ、その豊富な経験とリソースが活用される。制作期間中のグラーツでの現地調査や滞在費も助成金によりカバーされる。
【〆切】8 / 12 / 2025
【賞与】制作費 €12,000+ アーティスト料 €5000
【場所】グラーツ・オーストリア
応募条件
なし
申請料
なし
実施期間
2026年春
必要書類
ポートフォリオ、企画書、予算、応募フォーム、モチベーションレター