6. アンケートQ&A

プレビ⁠ュ⁠ー

アートパフィンでは、ホームのリンクからアンケートのご協力をお願いしています。2025年8月時点で、170件を超える回答が集まりました。本当にありがとうございます!嬉しいお言葉を書いてくださることも多く、いただいたご意見は、私たちが前に進むための大きな力になっています。

今回はアンケートの「自由記入欄」に寄せられた声の中から、アートパフィンの守備範囲内のお悩みにお答えします。この記事が、悩みや不安を少しでも和らげ、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

 

目次

- 言語の壁

- 年齢制限

- 行動につながる場

- AiRの条件

- 倍率

- 作品発送・送料

- 海外公募の信頼性

- 学歴

- 助成金

- 海外送金

 

▶︎ 海外公募は言語の壁が大きい

「言語能力が無いと不可能に近く、とても不利に感じる」

気持ちはとてもわかります。ですが今の翻訳アプリやAIの進化は目覚ましく、会話が発生しない公募なら言語の壁はかなり低くなっています。実際に英語堪能者やネイティブも書類作成で積極的に使っています。ぜひ活用してください。

ただし、問題が「言語化能力」である場合は別です。国内外のAiRや助成金では、言葉で説明する力が必須です。AIを使うにも、適切なプロンプトを考える力が必要になります。TIPSの記事やポッドキャスト nest talk #1, #5 に参考になる部分もあると思うのでチェックして見てください。

▶︎ 年齢制限が多い

「これまでは情報を探しにくかった。年齢制限が多いのも不満」

日本では35歳が一つの壁になっています。私自身も34歳なので共感します。ですが海外公募は18歳以上であれば年齢制限がないケースが多く、条件があっても「3年、5年以上の経験」などキャリア年数を条件にしているものが目立ちます。

「若手かどうかは年齢じゃなくキャリアの長さ。歳を重ねたヤングアーティストもいるわけですから」と nest talk #3 でファン・ゴッホAiRのロンさんも語っていました。年齢制限で諦める前に、ぜひ海外公募を検討してください。各公募詳細ページの最下部【応募条件】をご確認ください。

▶︎ 行動につながる場がほしい

「情報が得られる時点で大きな前進だけど、行動が変わらないかも。作業会などがあれば参加したい」

オンライン学習会や質疑応答ライブの企画を検討中です。準備が整い次第、アナウンスします!

▶︎ 生活できる条件のAiRを探したい

アートパフィンに掲載しているAiRの多くは、スタジオ・宿泊施設込みで参加費無料。さらに渡航費や制作費、助成金が支給されるものも多いです。随時追加されますので定期的にチェックしてみてください。

▶︎ 倍率が知りたい

倍率を公表している公募は少なく、事前に把握するのは難しいです。ですが応募ページに前年の応募件数を記載している公募も少なからずあります。その場合は積極的に記載していきます。たまに締め切りが延長される公募があり、思うように公募が集まっていないケースも考えられるのでかなり狙い目です。締め切り延長情報はインスタストーリーやXでポストしています。
また、以下の方法である程度推測できるケースもあります。

• 公募に関するインスタ投稿の「いいね」数や拡散状況
• 前年の募集直後や採択者アナウンス直後に、応募数の記載がないか遡ってリサーチする

アートパフィンでは倍率までカバーできていないので、ぜひ上記の方法でご自身でもリサーチしてみてください。

▶︎ 作品発送・送料が不安

「輸送が不安」「高額な発送コストをどうにかしたい」「応募の際にかかる送料や保険が一番の懸念」

輸送コストは大きな課題です。輸送費や経費を負担してくれる公募もあるので、応募要項を必ず確認してください。
アートパフィンでは、応募段階で作品の現物発送が必要な公募は応募者のリスクが大きすぎるため掲載していません。

nest talk では、今後、日本から海外への作品輸送に詳しいゲストを招き、詳しく掘り下げるエピソードを設ける予定です。

▶︎ 海外公募の信頼性が不安

「日本語なら怪しさを見抜けても、海外だと難しい」「スキャムを見抜くほどの知見がない」という声を多くいただきます。

ヴァニティギャラリー」と呼ばれる、高額な出展料を取るだけでアーティストの利益につながらない公募には細心の注意が必要です。経歴にも傷がつく恐れがあります。アートパフィンでは細心の注意を払って掲載段階で除外するよう努めていますが、他のメジャーなプラットフォームでは私たちが掲載を見送るような公募が載っている場合も散見されますので、利用する際は気をつけてください。

▶︎ 学歴が不安

「美大を出ていないので、学歴を考慮しない公募が知りたい」

美大・芸大卒を条件にしている公募はほとんどありません。実際、独学でキャリアを拓いてきた作家さんも多いですし、逆にそれが強みになることだって少なくありません。海外の事例だと「self-taught artist examples」などと検索すると多くのロールモデルが出てきますので、どんどん挑戦してほしいと思います。研究寄りの公募で「修士・博士保有者」という公募は稀にあります。

▶︎ 海外は費用がかかるので助成金情報を併せて知りたい

展示費用や渡航費に応募できる助成金も積極的に紹介しています。さらに8月後半からは、一部公募ページに「注目ポイントやオススメ理由」をコメント形式で追記しています。その際、親和性の高い助成金などはリンクも合わせて載せていきます。

▶︎ 海外送金をどうするか

送金には WiseStripe を推奨します。どちらも個人利用がすぐに可能です。

  • Wise:手数料が安く、即時着金、デビットカードも発行可能。海外活動を視野に入れるなら必須。賞金や売り上げが Wise 経由なことも多い。

  • Stripe:ギャラリーを介さず個人間取引を行う場合に最適。安全性も高い。

Paypalも選択肢ですが、数年前に欧米アート界隈で詐欺が横行したため、推奨度は下げています。

▶︎ まとめ

今回紹介した声が少しでも役に立てれば幸いです。アンケートを通じていただいたご意見は、今後のサービス改善や新しい企画に反映していきます。

こちらのフォームからもご意見、ご相談を受け付けておりますので、引き続き、皆さんの声をお待ちしています!

前へ
前へ

5. AiRのススメ